わたしたちの「今と此処」

    
    ロマンスという言葉が意味しているのは、
   真に歴史を把握する能力、
   つまり過去を現在の一部と化す力のことだ。

      
 ウイリアム・モリス(1834-1896)
 
 イギリスの詩人、デザイナー、思想家、アーツ・アンド・クラフツ運動の主宰者。

 

     森英介元法相「改憲、数の力では押し切れない」

          1/20(月) 10:30配信     毎日新聞

    自民党の森英介元法相は毎日新聞政治プレミアに寄稿した。憲法改正については一般の法案と異なり、最後に国民投票
   があるため、数の力で押せば国民投票で過半数を得ることが難しくなるとして「数の力では押し切れない」と語った。

    前衆院憲法審査会長の森氏は、与党が数の力で押し切れないという前提があるのだから、野党は憲法改正に反対であっ
   ても憲法審査会には出席するべきだと呼びかける。森氏は「憲法改正を進めるべきではない、という意見も国民の大切な意
   見だ。国民の意見を代表して述べることは国会議員の権利であり、義務だと思う」と強調した。

   さらにスキャンダルなどで与野党の対立が激しくなると、無関係の憲法審査会での審議まで止まってしまうことがあるとして、
  「憲法については政局とは切り離して考えてもらいたい」と訴えた。

    石原良純 首相が“説明責任を果たせ”と言えない理由は
   「安倍さん自体も説明しなきゃいけないことが…」

      1/20(月) 11:30配信     スポニチ

    俳優の石原良純(58)が20日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。公職選挙法違反容疑で
   地元事務所が広島地検の家宅捜索を受けた自民党の河井克行前法相と妻の案里参院議員、政治とカネの問題で辞任した同
   党の菅原一秀前経済産業相の説明責任について言及した。

    石原は、自民党総裁でもある安倍首相について「説明責任ということをすごくプッシュしたら、それこそ桜を見る会の話じゃない
   けれど、“じゃあ安倍さん自体も説明しなきゃいけないことがあるんじゃないか”ってところにドミノ倒しじゃないけれど、それが必
   ずはね返ってくる。だから強く“説明責任を果たせ”って言えないだろうなって感じがする」と話した。


   【報ステ】雲隠れ議員次々…波乱含みの通常国会開幕

          1/20(月) 23:30配信    テレ朝

    20日から150日間の通常国会が始まった。安倍総理は施政方針演説で、東京五輪の成功や憲法改正の議論を呼び掛
   けた。しかし、カジノを含むIR=統合型リゾート事業をめぐる汚職事件や『桜を見る会』については一切触れなかった。20日
   の国会には、雲隠れしていた議員が次々と姿を見せた。IRをめぐる汚職事件で地元事務所が家宅捜索を受けた白須賀議
   員は、逮捕・起訴されている秋元容疑者とともに、中国企業『500.com』本社を視察し、その際の旅費を負担してもらった疑い
   があるとされているが「差し控える」として詳しい説明は避けた。選挙区内の有権者にメロンなどを送ったり、秘書が香典を
   手渡したりしていた疑惑が持たれている菅原前経産大臣は、大臣の電撃辞任後、3カ月ぶりに公の場に姿を見せた。国会
   を欠席していた理由について「睡眠障害」とし、疑惑については「捜査当局からの要請があれば説明する」と繰り返すにとど
   まった。選挙期間中、運動員に対して法律上限の倍の金額を支払っていた疑惑が持たれている河井案里議員と夫の克行
   前法務大臣は、夫婦そろって国会への“復帰”を宣言した。しかし、疑惑については「捜査への支障」を理由に何も説明しな
   かった。報道ステーションが18日、19日に行った世論調査では、先週、河井前法務大臣と案里議員が行った記者会見での
   説明について「納得する」と答えた人は3%にとどまり、「納得しない」と答えた人は71%に上った。IR事業の整備を予定通り
   進めることに納得するかどうかについては、59%の人が「納得しない」と答え、「納得する」の25%を上回っている。内閣支持
   率は45.4%で、先月の調査から4.5ポイント上昇し、「支持しない」と答えた人は4.9ポイント減少した。



       伊方3号 再び差し止め

       広島高裁「断層調査は不十分」

       噴火の影響「過小」認定

 
           2020・1・18  しんぶん・赤旗

     四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町、定期検査中)の安全性に問題があるとして、山口県の住民3人が運転
    差し止めを求めた仮処分の即時抗告審で、広島高裁(森一岳裁判長)は17日、運転を差し止める決定をしました。
    同原発の運転を認めない司法判断は、2017年の同高裁決定に続き2回目。高裁段階の差し止め決定は2例目で
    す。四電は不服申し立てを行う方針です。


    仮処分決定は直ちに効力が生じるため、3号機は定期検査を終えても決定が覆らない限り、送電開始予定の3月以
   降も運転を再開できない見通しです。

   高裁決定は、同原発の敷地の2キロ以内に活断層がある可能性は否定できないとしています。さらに、決定は、国の地
  震調査研究推進本部が公表した「中央構造線断層帯長期評価(第二版)」などに基づき、四電が「十分な調査をしないま
  ま」、敷地から2キロ以内には活断層が存在しないとして審査を申請したと指摘。これを問題ないとした原子力規制委員会
  の判断について「その過程に過誤ないし欠落があったと言わざるを得ない」としています。

   新規制基準では、原発敷地から2キロ以内に活断層が存在する場合、「震源が敷地に極めて近い」場合の地震動評価が
  必要となりますが、四電は地震動評価を行っていません。

  さらに決定は、敷地から130キロ離れた阿蘇山(熊本県)の噴火影響について、四電が想定した噴火規模は「過小」と認定。
  それにもとづいた申請や規制委の判断も「不合理」としました。

  山口地裁岩国支部は昨年3月、四電の主張を認めて住民側の申し立てを却下。住民側が即時抗告していました。

  伊方原発3号機をめぐっては、17年に広島高裁が、巨大噴火が起きた場合に火砕流が到達する可能性を認めて運転差し止
 めを決定しましたが、18年9月に同高裁の異議審で取り消されました。



 


   共産党の政策委員長に田村智子氏 女性初、
      志位委員長は続投

          1/18(土) 18:09配信     共同通信

     共産党の第28回大会は18日、志位和夫委員長と小池晃書記局長を続投させる人事を決め、閉幕した。政策委員長
    には「桜を見る会」問題で安倍政権追及の先陣を切った田村智子参院議員が就任した。女性の政策委員長は初めて。
    89歳と高齢で去就が注目された不破哲三前議長は、引き続き常任幹部会委員に選ばれた。
     志位氏は大会閉幕後に記者会見。桜を見る会を巡る追及で立憲民主党や国民民主党との共闘に一役買った田村氏
    について「党内外で大きな役割を果たしている。女性が重要な部署を担うことも大事だ」と述べた。田村氏は

 

  共産党大会に中村喜四郎氏出席 元自民、
     野党連携に特別招待

        1/14(火) 18:35配信    共同通信

     共産党は14日開幕した党大会に、元自民党で無所属の中村喜四郎衆院議員を「特別ゲスト」として招待した。昨年の
    高知県知事選などでの野党連携に尽くす姿勢を評価したとみられる。中村氏は「全く違う立場だが、力を合わせ頑張って
    いきたい」と述べ、次期衆院選や東京都知事選での野党共闘を訴えた。
     自己紹介では、約40年の議員生活で「共産党と14回、選挙で戦った。約20年は自民党議員だった」と述べ、笑いを誘った。
    政権獲得を急がず、10年かけるべきだと指摘。次期衆院選は小選挙区で100議席を野党の目標にするよう求めた。

  中国批判「当然の結論」 共産・不破氏、党大会で14年ぶり演説

        1/15(水) 16:29配信    時事通信

      共産党不破哲三前議長は15日、静岡県熱海市で開催中の党大会で演説し、中国の覇権主義を批判する党綱領改定案に関し
     「不法な大国主義が現実の行動となって表れている。中国の多年の対外活動からも当然の結論だ」と述べた。
     党事務局によると、不破氏の党大会での発言は議長を退任した2006年以来14年ぶり。
      不破氏は89歳と高齢だが現在も常任幹部会委員を務め、「党の理論的支柱」として運営に影響力を残している。不破氏が18日の
     党大会最終日の役員選任で引き続き処遇されるかが一つの焦点だ。 


  アイヌ民族、麻生氏に憤り 一つの民族は「無知な発言」

      1/15(水) 10:26配信    朝日

   麻生太郎副総理兼財務大臣が13日、「長きにわたって一つの民族」などと発言したことが波紋を広げている。14日閣議後の
  会見で陳謝したものの、道内のアイヌ民族の間からは批判や憤りの声が相次いだ。
   アイヌ民族の先住権を訴える活動をしている紋別アイヌ協会(北海道紋別市)の会長を務める畠山敏さん(78)は「財務大臣と
  いう地位にありながら日本のことを全くわかっていない。不愉快きわまりない無知な発言だ」と批判した。
   麻生氏は14日の閣議後の会見で、発言の趣旨について「他の民族から占領されて変わったこともない。国の地域が動いたこ
  ともないから比較的まとまったかたちで2千年近くの間継続してきたことを述べただけ」などと説明し、「誤解が生じているなら、お
  わびのうえ訂正する」とした。


    「日本は同じ民族が、同じ言語で、同じ一つの王朝を…」
     麻生氏が発言、批判呼ぶ可能性

         1/13(月) 21:31配信    毎日新聞

    麻生太郎副総理兼財務相は13日、地元・福岡県飯塚市で開いた国政報告会で、日本について「2000年にわたって同じ民族が、
   同じ言語で、同じ一つの王朝を保ち続けている国など世界中に日本しかない」と述べた。「アイヌ民族支援法」はアイヌを「先住民
   族」としており、日本が単一民族国家と受け取られかねない発言は批判を呼ぶ可能性がある。
    麻生氏は講演の中で、世界の中での日本の存在感や日本人が自国に誇りを持つべきだなどという話の流れで、この発言に及
   んだ。
   アイヌ民族支援法は昨年4月に成立した。法律として初めてアイヌを先住民族と明記し、アイヌの独自の文化の維持・振興、アイヌ
   以外の国民との共生などを掲げている。【平山千里】

 


     安倍首相、麻生氏、稲田氏「性差別」8人/発言一覧

         1/11(土) 20:02配信   日刊スポーツ

    大学教員らで構成された「公的発言におけるジェンダー差別を許さない会」は11日、事前のネット投票で選ばれた「政治家による
   昨年の性差別発言」のワーストランキングを発表した。2年連続で麻生太郎副総理兼財務相が1位となった。
    同会は8発言を候補に選び、年末年始にインターネット投票を実施。2位は安倍晋三首相だった。

    ▽以下はランキングと発言内容(同会サイトから)

    ◆1位 麻生太郎財務大臣=2588票(34.1%)

    「(日本人の平均寿命が延びたのは)いいことじゃないですか。素晴らしいことですよ。いかにも年寄りが悪いみたいなことを言って
    いる変なのがいっぱいいるけど間違ってますよ。子供を産まなかったほうが問題なんだから」(2019年2月3日、福岡県内での国政
    報告会)

    ◆2位 安倍晋三内閣総理大臣=1765票(23.2%)

    「お父さんも恋人を誘って、お母さんは昔の恋人を探し出して投票箱に足を運んで」

     (2019年7月16日の新潟県内での応援演説で)

    ◆3位 平沢勝栄衆議院議員=866票(11.4%)

    「LGBTで同性婚で男と男、女と女の結婚。これは批判したら変なことになるからいいんですよ。もちろんいいんですよ。ただ、この人
     たちばっかりになったら国はつぶれちゃうんですよ」(2019年1月3日、山梨県内での集会で)

    ◆4位 三ツ矢憲生衆議院議員=844票(11.1%)

     「この6年間で吉川有美は何をしてきたのか。一番大きな功績は子どもをつくったこと」

     (2019年7月12日、三重県内で)

    ◆5位 桜田義孝衆議院議員=599票(7.9%)

    「お子さんやお孫さんにぜひ、子どもを最低3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」(2019年5月29日、千葉県内での会合で)

    ◆6位 増子輝彦参議院議員=355票(4.7%)

     「ご覧の通り決して美人ではないが、非常にチャーミング」「見た目は優しい感じでチャーミングでしょう。美人ではないけど」(2019
     年7月19日および22日、福島県内での応援演説で)

    ◆7位 萩生田光一文部科学大臣=326票(4.3%)

     (女性現職候補の一番大きな功績は子どもをつくったことだとした三ツ矢憲生衆議院議員の街頭演説内容について)「母親になっ
     て一つ大きくなった候補を応援してほしいという趣旨だ」「聴衆からは一番拍手があった」(2019年7月14日、東京都内で記者団に対し)

    ◆8位 稲田朋美衆議院議員=250票(3.3%)

    「自分と森さんの共通点は2人とも美人ということ」「森さんがいるだけで華やかだ」(2019年4月中旬、福島県内での集会で)

 


    総理大臣と記者との会食が引き起こしている問題
       の深刻さに気付かないメディア

     年明け早々、メディアの在り方に少なからぬ人が怒りを覚えたことを、メディアは知らないようだ。それは、首相の動静を
    チェックしてツイッターで発信している「総理!今夜もごちそう様!」に書かれた内容だ。

    「(店名)にて、いつもの腐れメンバー(朝日:曽我、毎日:山田、読売:小田、NHK:島田、日テレ:粕谷、日経:石川、
    田崎しゃぶ野郎)と総理はご会食なされました

    そのツイートを1月12日に私がリツイートしたところ、たちまち2000を超えるリツイートで拡散した。常日頃の私のツイートに対
   する反応の実に100倍だった。
    ここは個々の参加者というより、参加の形態に注目したい。何れも日本を代表するメディアから1人が参加している。これが会
   食の肝であり、同時にそれが問題点であることは後述したい。
    この安倍総理と「くされメンバー」との会食は度々批判されてきた。それは、森友、加計問題から桜を見る会の問題にいたるま
   で、国民の多くが抱いている疑問に総理とその政権が応えていない中で、メディアが取り込まれているという印象が強くもたれて
   いるからだ。特に、桜を見る会については安倍総理は勿論、夫人の関与も明らかになっている。こうした中で「いつもの」のメンバ
   ーが総理と会食したという事実は、ジャーナリストの見識の無さを物語って余りある。
    一つ言えることがある。これは少なくとも私が知るアメリカのジャーナリズムの世界では記者の倫理違反になる。
   私はNHKに在職していた2010年から2011年まで、アメリカのジャーナリズム・スクールに在籍した。また、NHKを退職した2017年に
   も再び、フェローとして在籍した。
    そこで教えられることは、コンピューターやFOIA(情報公開法)を駆使した取材法などだが、実は、最も重視されているのが、ジャ
   ーナリストの倫理だ。これは基本中の基本として教えられるし、常に議論をしている。担当していたリン・ペリー教授は次の様に語っ
   た。

    「例えば、取材先と食事をしたり、取材先に過度な贈り物をしたりするのは、取材者としての倫理に違反することになります

   ペリー教授はアメリカの全国紙であるUSAツデーで記者、デスクを経験したベテラン・ジャーナリストだ。私は次の様に問うた。

  「日本では、取材者は取材先の懐に入り込むことが重視されるが、その際に、食事をしたり酒を飲んだりといったことが奨励されている
   が?それはアメリカでは違う?」

    ペリー教授の答えは明快だった。

   「私自身は約30年近い記者生活で、取材先から食事に誘われたことは何度も有りますが、そうしたものに応じたことは有り
   ません

   つまりアメリカでも、取材される側がジャーナリストを食事に誘うことは有るということだ。では、ペリー記者はなぜ断ったのか?

   「それは単なる癒着だからです。例えば、取材先と親しくなって得た情報で記事を書いても、それは評価されません。それは
   単に、相手に利用されているだけとみなされる危険も有ります。そうなったらジャーナリストとしては終わりです

    その時、なるほどと思わされたのは、日米のジャーナリズムの質の違いだ。それを説明する前に、補足しておきたい。
   情報は権力を持った人間に集まる。それは日本でもアメリカでも同じだ。その情報は、あらゆる人に対して甘い蜜を発する。だから
   アリが蜜に吸い寄せられるように日本のジャーナリストは権力に群がろうとする。
   その権力とは、総理大臣を頂点に、有力政治家、高級官僚、捜査機関のトップ、自治体の長、財界トップ、有力企業のトップなどだ。
   しかし、そうして得られる情報は、権力の側に都合の良いものであるケースがほとんどだ。結果、日本のメディアには権力側の広報
   機関のような報道が蔓延することになる。カルロス・ゴーン氏が検察、日産への批判と同時に、日本のメディアへの批判を展開したの
   はそれを指しているし、これまでもそうした批判は有った。
   ところが、アメリカのジャーナリストにとってその蜜は実はあまり甘くないということだ。
    元日本経済新聞編集委員でコロンビア大学ジャーナリズム・スクールを卒業している牧野洋氏も、その点を指摘する。

   「例えば、日米でジャーナリストに与えられる賞が有ります。アメリカではピューリッツアー賞、日本は新聞協会賞。日経は大型
   企業の合併をスクープしたとして何度か受賞しています。ところが、世界的な企業の合併を何度もスクープしているウォールス
   トリート・ジャーナルはそれらでは受賞していない

    そこに日米のジャーナリズムの違いが有ると牧野氏は指摘する。

   「合併の記事は何れは発表されるものです。それを先に書いただけのことで、それはアメリカでは評価されない

    当然の話だが、企業の合併話とは、ジャーナリストが頑張って書かなくても何れ発表される内容だ。発表を待って書いたところで、社会
   にとって何の不都合もない。合併記事に限らず日本のいわゆる「スクープ」にはそうしたものが多い。否、正直言うと、ほとんどがそうした
   ものだ。そして、それが評価される。
   そう考えると、なぜ日本ではメディアが権力に吸い寄せられるのかが理解できる。それが「スクープ」を生み、自身のジャーナリストとして
   の評価を上げることになるからだ。その結果が、「いつもの腐れメンバー」による総理大臣との会食となる。
    例えば、「日米貿易協定の締結へ」とか「安倍総理、トランプ大統領と会談へ」、「ゴーン会長逮捕へ」などといった報道は、そうした日本
   ジャーナリズムの産物だ。
   しかし考えなければいけないのは、それはあくまで「」付きのスクープでしかないという点だ。否、ここは明確に書いた方が良い。何れ発表
   される内容を先駆けて書くのはスクープではない。本来、そこに日米の差は無い。それをことさら高く評価するのは日本のメディアの悪し
   き慣習でしかない。
   前出の牧野氏は、企業合併の「スクープ」には顕著な点があると指摘する。

    「そうした企業合併のスクープで使われる言葉が、『業界再編が加速する』です。つまり、それは良いこと、それによって社会が
    良くなるという意味付けをする。まさに、リークする側はそれを求めているわけで、それを思ったように書いてくれる記者にリーク
    するわけです

    つまり、後に発表される情報を先駆けて「スクープ」するという作業そのものが、ジャーナリズムが権力のしもべになる過程になっていると
   いうことだ。
   そうなると更にわかりやすのは、「~へ」という記事が顕著なのはNHKの政治報道だ。それを「スクープ」と称して自画自賛している。勿論、
   あらゆる報道機関にとって政治日程を事前に入手することは意味が無いわけではない。事前に準備が進められるという内向きな側面以外
   にも、それを多くの人に知らせることに意味が有ることも間違いない。しかし、それを報じるためにのみジャーナリストが権力に吸い寄せられ
   る現状はそろそろ終わりにしないといけない。
    ここで今回のツイートに戻りたい。安倍総理との会食に参加したのは主要メディアから各社1人だ。ここがまさに、安倍総理の狙いでもある。
   実は、日本の記者は他社との競争以上に、自社内での競争を意識している。これは間違いない。そうした心理をうまくついて、「あなたの会社
   で私が信頼しているのはあなただけです」と言葉を投げるわけだ。この「信頼」とは、裏を返せば、「あなたは私の信頼を裏切りませんね」という
   ことになる。まさに、権力によるジャーナリストの懐柔以外の何物でもない。
   そう指摘すると、「私の筆は会食をしても鈍ることはない」と大見えを切る自称「大物記者」がいる。しかし、そうした記者が取材先を一刀両断に
   した記事を私は読んだことがない。
   この会食についてメディア各社は、「それは記者の個人的な取材活動だ」としてコメントを避ける。しかし、私のリツイートに書かれたコメントを読
   んでいると、そういう状況ではなくなっていることがわかる。
   例えば、コメントの中に次の様なものがあった。

    「毎日(新聞)が頑張っているので購読を始めたが、毎日(新聞)も参加していることを知り解約した

    容易に想像がつくのは、この書き込みをした人は意識の高い人だ。そういう人にとって、記者が定期的に総理大臣と会食するという行為は、
   不祥事と等しく感じられるようになっているということだ。極めて健全な反応であり、その声を重く見た方が良い。
   ジャーナリストとはどうあるべきか?メディアの役割とは何か?もう一度、考え直す時が来ている。

 


     「桜」名簿 安倍政権下で違法廃棄

    意図的隠ぺい深まる疑惑

 
        2020・1・12  しんぶん・赤旗

     安倍晋三首相の私物化疑惑が深まる「桜を見る会」。その招待者名簿が第2次安倍政権になってから、公文書として扱われず、
    違法に廃棄されていたことが、昨年の臨時国会閉会後から次々と明らかになっています。検証を避けるために安倍政権が意図的
    に招待者名簿を隠ぺいしたのではないか、という疑いはさらに強まっています。

      「決裁行為」なし

     第2次安倍政権発足翌年の2013年以降、桜を見る会の招待者名簿の決裁が行われなくなったことが、昨年12月26日の野党
    追及本部の合同ヒアリングで明らかになりました。

     きっかけは、日本共産党の宮本徹衆院議員が同月24日に国立公文書館で「平成18年(06年)桜を見る会決裁」というファイルを
    発見したことでした。内閣府は、桜を見る会の招待者名簿について「決裁行為」は一切なかったと説明していましたが、宮本氏が見つ
    けた文書には、招待者の決定に首相以下、官房長官、内閣府事務次官、官房長、大臣官房審議官らの決裁印があったことが判明し
    たのです。決裁が行われなくなったのは第2次安倍政権以降のことでした。

     宮本氏が見つけた文書では、桜を見る会の招待状に付された「60」の区分番号が「総理大臣」推薦であることも記されていました。

     区分番号「60」は、マルチ商法会社「ジャパンライフ」会長(当時)に15年に送られた招待状に付された番号で、安倍首相の推薦枠で
    招かれた疑いもあります。安倍政権が、桜を見る会の招待者の決定についての責任の所在を隠そうと招待者名簿の決裁をやめたの
    ではないか、との疑惑が新たに浮上しています。

     廃棄簿に不記載

   しかも、桜を見る会の招待者名簿は13年から17年までの5年間、公文書管理法に違反して、行政文書ファイル管理簿にも記載されず、
   首相合意も得ずに廃棄し、ガイドラインで記録が義務付けられている廃棄簿にも記載されていなかったことが、菅義偉官房長官の今年1
   月7日の会見で新たに判明。「内閣府があらかじめ定められた手続きにのっとって、適正に廃棄をしている」(安倍首相、昨年12月9日の
   記者会見)というこれまでの政府の説明が根底から覆りました。

    菅官房長官は10日の会見で「事務的な記録漏れ」などと述べて火消しに躍起となっています。しかし、法令違反が繰り返された原因や
    責任については、あいまいなままです。

      管理簿にもなし

    さらに安倍政権は、18年以降の招待者名簿については、保存期間をそれまでの「1年」から「1年未満」に変更し、行政文書ファイル管
    理簿への記載義務もなくして、会の終了後、即座に廃棄し始めました。

    昨年の桜を見る会の招待者名簿を廃棄したのは、日本共産党の宮本氏が資料要求した5月9日。さらに、文書保存期間の根拠となる
   内規の文言を内閣府が変更したのは、日本共産党の田村智子参院議員が政府に説明を求めた3日後の10月28日でした。政府の担当
   者は、国会での議論を受けて保存期間を根拠づける内規の文言を変更した事実も認めています。

    昨年の臨時国会閉会後、新たに発覚したこれらの事実はどれも、安倍政権が招待者名簿を隠ぺいするために意図的に行ってきた可
   能性を裏付けるものです。

 (佐藤高志)


   安倍政権下での桜を見る会の招待者名簿隠ぺい疑惑

     2012年12月

     第2次安倍政権発足

    13年~17年

    招待者名簿の決裁を行わず

    招待者名簿を管理簿に記載・公表しないなど、公文書管理法違反をつづける

    18年

    招待者名簿の保存期間を「1年未満」に変更

    19年

    国会追及を受けると即座に廃棄、保存期間の根拠となる内規の文言を変更

 


    きょうの潮流

 
           2020・1・11  しんぶん・赤旗

    私たちはなんと不幸なのだろう―。以前トランプ米大統領が訪日したとき、ジャーナリストの斎藤貴男さんが日本のマスメディア
   の報道ぶりを嘆いていたことを思い出しました▼「圧倒的大部分は安倍政権の演出に丸乗りし、彼と大統領の親密さの大宣伝に
   終始し、肝心なことは何も報じなかった」。メディアが権力に迎合し、彼らに都合よく人びとを操る。そんな現状を斎藤さんは『驕(お
   ご)る権力、煽(あお)るメディア』につづっています▼日本の巨大メディアには数々の「タブー」があるが、最大のものは「星タブー」。
   米国の無法に対し、肝心な場面で腰が引けてしまう姿勢を共産党の志位委員長がツイッターで批判しました▼イランの司令官を空
   爆で殺害したトランプ政権。国際的にも非難される行為なのに、まったく問題視しない安倍首相。それを記者会見で問おうともしなか
   ったメディア。これで役割が果たせるのかと▼先日、朝日新聞の夕刊に田村智子議員に取材した記者のコラムが載りました。「桜を
   見る会」の追及に、私も「感覚がまひしていた」記者の一人だった、違和感を覚えたらチェックに動く取材の基礎を改めて思い知らさ
   れた。自戒をこめて、そう記しています▼「市民と向き合い、タッグを組んで権力と対峙(たいじ)し監視する、そういうあり方に切り替
   わっていかないと」。新聞労連の南彰委員長が本紙に語っています。政権の偽りとモラル破壊が行き着くところまできているいま、真
   実の報道と信頼を取り戻す。国民の幸せのためにも。

 


    対イラン戦争阻止法案再提出へ

     米議会にサンダース議員

          2020・1・7   しんぶん・赤旗


    【ワシントン=池田晋】秋の米大統領選に向けて民主党候補の指名を争うバーニー・サンダース上院議員は5日までに、
   トランプ米政権のイラン司令官殺害で緊張が高まる情勢下で、イランとの戦争を阻止する法案を再提出すると発表しました。
   法案は議会承認の伴わないイランに対する攻撃的な軍事行動への、いかなる予算支出も禁止するものです。

    サンダース氏とロー・カンナ下院議員(民主党)は3日付の共同声明で、「今日、われわれは中東での新たな破滅的戦争へと
   近づく、危険な事態の悪化を目の当たりにしている」と指摘。「破滅的で、憲法違反の中東紛争の脅威に直面しながらの議会の
   不作為は、容認できない」と述べ、法案をただちに通過させるよう呼びかけています。

    この法案と同じ内容の規定は昨年、下院側の国防権限法案に修正案として盛り込まれ、共和党議員27人を含む250票の
   賛成を得て可決。ただ、共和党多数の上院側の案と内容をすり合わせる過程で、規定は削除されました。

    トランプ米政権は、今回のイラク領内でのイラン司令官殺害の国内法上の根拠をめぐり、2002年に当時のブッシュ政権が
   イラクに侵攻する際に議会が可決した武力行使承認決議をあげており、議会から正当性を問う声が上がっています。

 


 首位は日本を代表する虚言癖…2019年の「バカ」トップ10

   公開日: 更新日:    日刊ゲンダイ

       2019年も相変わらずバカな年だった。トップ10を挙げておく。

    【第10位】屋山太郎

    妄想系デマ垂れ流しライターの重鎮。静岡新聞に「徴用工に賠償金を払えということになっているが、この訴訟を日本で取
   り上げさせたのは福島瑞穂議員」「実妹が北朝鮮に生存している」などとデマを書いて裁判で敗訴。

     【第9位】百田尚樹

     トンデモ本「日本国紀」が話題に。フランシスコ・ザビエルとルイス・フロイスを間違えていた件に関しては「どっちにしても
    外人や」。「文芸の業界うんざり」と小説家引退を宣言し、ネット上で「どうせ閉店商法だろ」と揶揄されていたが、半年もしな
    いうちに引退を撤回。「かまってちゃん」から引退したほうがいい。

     【第8位】菅義偉

     メディアの統制を進めてきた外道。緊張が高まる中東地域への自衛隊派遣について「心配はしていない」と発言。すがす
    がしいまでの人間のクズ。

      【第7位】竹田恒和

     フランス検察は、日本オリンピック委員会会長の竹田の訴追(贈賄容疑)に向けて予審手続きを開始。竹田は退任したが、
    身の潔白が明らかになったわけではない。このまま逃げ切るのか。

      【第6位】下地幹郎

     中国脅威論を唱えていたが、中国企業から100万円の賄賂をもらっていたというオチ。維新クオリティー。

      【第5位】橋下徹

     引きこもりの長男を殺害した元農林水産事務次官について、「同じ立場だったら、僕も熊沢氏と同じ選択をしたかもしれない」
    と発言。親が「危険性がある」と判断しただけで殺人を正当化できるなら、あらゆる虐待が見逃されることになる。こんなのが弁
    護士。いい加減にしろよ。

      【第4位】長谷川豊

     日本維新の会元支部長。「相手(エタ・ヒニン)はプロなんだから、犯罪の」と被差別部落を誹謗中傷し、参院選に出馬できず。
    アホすぎ。

      【第3位】山口敬之

     元TBSの強姦魔。伊藤詩織さんレイプ裁判で敗訴。山口を擁護していた連中を含め、安倍の周辺はこんなのばかり。

      【第2位】小泉進次郎

     バカ発言を連発し、年末には三股不倫が発覚。ポンコツ大臣からポコチン大臣へ出世した。

      【第1位】安倍晋三

      日本を代表する虚言癖。行政府の長なのに「私は立法府の長」と繰り返し、憲法改正を「私の手で成し遂げる」と発言。自分
     の権限も役職も理解していない。今年もバカな年になりそうですね。 


  IR汚職事件 
   中国企業は北海道選出の国会議員にも金を渡した?

      1/6(月) 18:56配信     北海道放送(株)

   国会議員が逮捕されたIR(アイアール)=統合型リゾートをめぐる汚職事件で年末年始に大きな展開がありました。
  贈賄の疑いで逮捕された中国企業側が、道内選出の2人を含む5人の国会議員にも、「金を渡した」と供述したのです。
  4日、札幌で開かれた新年会に姿を見せた中村裕之(なかむら・ひろゆき)衆議院議員。
  中国企業の幹部らとの面会は認めましたが現金の受け取りは強く否定しました。
  「私に対してはまったく現金の授受はない」(中村裕之衆院議員)
  また、船橋衆院議員はファクスを通じて「中国企業側からの政治資金提供は、ありません」と現金の受け取りを否定。
  6日はSNSで「当時の状況を調査し、数日中に結果を公表する」とも発信しています。
  一方で、この中国企業は、札幌の観光会社と組んで、後志の留寿都村でIRの参入を目指していたと言われています。
  中村議員と船橋議員は、2017年に、自分が代表を務める政党支部に、この観光会社や幹部から数百万円規模の寄付
  を受けていました。
  国会議員が外国企業から寄付を受けるのは禁じられており、金の出所しだいでは政治資金規正法違反にあたる可能性
  も指摘されています。
  「観光会社サイドからの適応な政治資金の寄付だったと思っている」
  「中国企業の金が原資だとなればお返ししなければならないと思う」(中村衆院議員)

   2人が所属する自民党は…

  「説明責任をしっかり果たしていただきたい」(自民党道連吉川貴盛会長)

   一方、野党側は…

  「私たちも責任野党として、しっかり真相究明して道民国民の前に明らかにしていかなければならない」
  (国民民主党道連代表・徳永エリ参院議員)

  この問題、まもなく始まる通常国会でも取り上げられそうです。


     逮捕の「秋元司」議員、
  美人妻はハワイに高飛び 六本木セレブ生活からの転落

         1/7(火) 5:58配信     デイリー新潮

    年の瀬の永田町に突如、司直のメスが入った。元自民党の衆院議員・秋元司前環境副大臣(48)に絡む「鬼の特捜」の捜査は、
   正月返上で続いた。衆院当選3回で副大臣を幾つも歴任、道半ばでの醜聞だが、自慢の「美人妻」もまたセレブ生活から一転、
   その姿を消していた。

     ***

    「魔の2回生」といえば、重婚スキャンダルの中川俊直氏、パワハラ事件を起こした豊田真由子氏など、失職した代議士も多い。
   けれど、しぶとく現職に居座る「魔の3回生」ともなればやはり“格”が違う。渦中の秋元議員は、かつて「最強の捜査機関」と呼ば
   れた東京地検特捜部に睨まれてしまっても、徹底抗戦の構えなのだから――。
    2019年の臨時国会閉幕後、特捜部は秋元議員への任意聴取に加えて、議員会館や地元事務所(東京・江東区)を家宅捜索し、
   徐々に包囲網を狭めていった。
   さる永田町関係者が言う。
   「ガサ入れの3日前から特捜の人間が事務所に張り付き、人の出入りや荷物を監視するなど、いつも以上に気合いが入っていました」
   にもかかわらず、彼は疑惑を完全否定。特捜への頑(かたく)なな態度を崩さなかったが、先月25日に逮捕された。まずは肝心の事
   件について簡単におさらいしておこう。
   「今回の捜査は、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)で日本進出を企てた中国企業が、海外から多額の現金を不正に持ち込んだ
   とする外為法違反の容疑です」と解説するのは、全国紙の司法担当記者である。
   「そのカネが、政治家へ渡っていたかを特捜は追っている。17年8月から2年余り、秋元議員はIR担当の内閣府副大臣を務めており、
   当時IR誘致を進めていた北海道庁の担当者に口利きをしなかったか、参画を目指す中国系企業や地元業者から見返りを得なかっ
   たか、が焦点となります」
   最後は、議員本人をあっせん利得や収賄で立件、つまりは“バッジ”を挙げるのが特捜の狙いだという。
   振り返れば、秋元議員はカジノ以外にも、様々な疑惑に塗(まみ)れたセンセイだった。
   直近では、安倍政権の待機児童対策で導入された保育事業の助成金詐取事件に絡み、19年7月に逮捕された“反社”と名高い業者
   と昵懇(じっこん)だったとして、名前が取り沙汰された。
    環境副大臣に就任直後の18年秋には、元秘書が逮捕されたという噂が永田町を駆け巡り、自ら火消しに走る“騒動”もあった。今回、
   この元秘書と別の元秘書からも特捜は事情を聴き、自宅を捜索した。
    先の記者はこうも言う。
   「この2人が各々代表と役員を務める芸能関連会社は、2年前まで秋元氏が顧問で、夫人が監査役に名を連ねていた。特捜はカネの
   流れを解明しようと、押収品の分析を続けています」
   となれば、役員だった秋元夫人も、“捜査対象”になるハズだが、周囲からはこんな声が聞こえてくる。
   「実は、秋元さんの奥さんは、早々に日本を“脱出”したみたいで……」と明かすのは、秋元議員の地元政界関係者だ。
   ご夫妻には、都内の有名私大の付属小に通う双子のお子さんがいるのですが、19年の春、新学期に入ってしばらくしてから、奥さんと
   子供はハワイに滞在していると聞きました。夫婦仲が悪くなったのかと、保護者の間で心配していたところ、今回の報道が出たので“
   高飛びしたのか”なんて声も出ている始末です」
   秋元夫人は、六本木界隈でセレブ生活を謳歌していたそうだが、どんな女性なのだろう。

        五つ星ホテルで披露宴

    夫妻の知人に尋ねると、
   「ある代議士の秘書を務めていた彼女は、秋元議員とはいわゆる“職場結婚”だったこともあって、10年前に行われた結婚式は、それ
   はもう華やかでしたよ」
   会場は、六本木ヒルズにある五つ星ホテル「グランドハイアット東京」で、披露宴に招かれた来賓も錚々たる面子だったと続ける。
   「河村建夫元官房長官をはじめ、伊吹文明元衆院議長、青木幹雄元参院会長、中曽根弘文元外相といったベテラン議員が揃い、司会
   は元フジテレビアナウンサーの露木茂氏が務めました。新婦側の実父は、フジサンケイグループの関連企業の元社長、実母はニッポン
   放送の元局アナという縁で、白羽の矢が立ったそうです」
   新婦はモデルの菜々緒を彷彿させる細面の美人で、秋元議員は金屏風の前で終始、満面の笑みを崩さなかったそう。幸せを手に掴み
   ながら、なぜ彼は危ない橋を渡り続けてしまったのか。
    かつて秋元議員は、「月刊公論」(19年6月号)の対談でこう語っていた。
   〈私は2世議員でも、お坊ちゃんでも、タレントでも、ましてやエリートでもない。掲げる理念と行動力のみが、全てですから〉
   あるベテランの自民党関係者に言わせれば、
   「大東文化大に入学後、とにかく政治家になりたいと、衆院議員だった小林興起氏に志願して秘書となり、04年の参院選挙に自民党から
   出馬したんだ。全国比例で、竹中平蔵氏に次ぐ2位の得票で初当選したけど、当時は比例名簿が五十音順の記載だから、『あ』から始ま
   る彼は有利だったと陰口を叩かれるほど、政治家に必要とされる『地盤、看板、カバン』がなかった」
    実際、次の参院選で秋元議員は落選するものの、それくらいではへこたれない。衆院に鞍替えして東京15区から出馬した12年の総選挙
   では民主党大惨敗の“神風”が吹いて、比例で復活、その後は安倍チルドレンとして3回の連続当選を果たしてきたのだ。
   「大きな組織を持たない彼は、カネと支持者を集めようと必死だった。深夜営業の延長などの法改正を目指す『ダンス文化議連』が発足し
   た時には事務局長を志願して、音楽業界をはじめ銀座や六本木の飲食業界の関係者からの陳情を一手に引き受け、ネオン街に集う人
   脈を作っていった」(同)
   煌(きら)びやかな世界へと吸い寄せられるあまり、自ら誇る〈行動力〉を、夜の闇へと向けてしまったのか。
   秋元夫人の実家に訊(き)くと、
   「(娘は)いろいろな所に行っていますから……。何もお答えできません」(母親)と只々困惑するばかり。
   “全面否認”を貫く彼の口を、特捜はこじ開けられるだろうか。

      「週刊新潮」2020年1月2・9日号 掲載


 

    「小沢ガールズ」三宅雪子元議員、入水自殺か

      1/7(火) 6:13配信    スポーツ報知

     三宅雪子元衆院議員(54)が今月2日、東京湾の海岸で遺体で発見されていたことが6日、明らかになった。自殺をほのめかす
    遺書のような内容のメモも確認されており、警視庁東京湾岸署は入水自殺を図ったものとみて調べを進めている。
    捜査関係者によると、三宅氏が昨年12月30日に東京都港区の自宅を出て以降、行方不明になっていると家族から警視庁に届け
    出があった。翌31日未明には同区の芝浦ふ頭付近で所有物とみられるリュックや靴が発見された。ツイッターは30日まで更新。
    「さよなら―オフコース 家族が車でかけていて何だか泣けてきました」「死ぬまでにしたい10のこと。いい映画です」などとつぶや
    いていた。
     関係者によると、元日に恩師の小沢一郎衆院議員(77)の私邸で行われる新年会に参加する意向を30日時点で周囲に伝えて
    いた。さらに数日前には持病の腰痛を根治するために入院する意思を知人に明かした。議員の勉強会にも精力的に参加するなど
    政治家復帰に意欲的だっただけに、関係者の間では驚きと悲しみが広がっている。
     祖父に石田博英元労相、父に元シンガポール大使の和助氏を持つ三宅氏は、共立女子大卒業後の88年にフジテレビ入社。
    報道局で小沢氏の番記者を務めたことが縁で、2009年、同氏の要請に応える形で民主党から衆院選群馬4区に出馬した。
    福田康夫元首相に敗れたが、比例復活当選。「小沢ガールズ」の筆頭格として話題となったが、12年総選挙は千葉4区から立候補
    して落選した。
     議員時代の10年5月には、委員会での与野党議員のもみ合いで転倒して負傷し、自民議員に突き飛ばされたかどうかが国会論
    戦に発展。同11月には自宅マンション4階から転落して腰骨を折ったことも騒動になった。
    一方、初登院時に午前2時から国会正門前で待つ「記録的一番乗り」になる情熱家の顔も。福祉政策をライフワークに取り組んだ。
    師弟関係だった小沢氏の事務所関係者は「事実関係も確認されておりませんので、コメントを出す予定はありません」とした。

      ◆山尾志桜里氏らと09年衆院選で旋風

     三宅氏が初当選した2009年衆院選では、当時民主党代表代行の小沢氏が与党候補の「刺客」として擁立した女性候補が多数当
    選し、政権交代の象徴となった。
    三宅氏の他にも、山尾志桜里、永江孝子、田中美絵子、福田衣里子、江端貴子、岡本英子ら各氏が当選。もともと議員だった青木愛、
    太田和美の両氏、翌10年参院選で当選した谷亮子氏も含めて「小沢ガールズ」と呼ばれた。
    ほとんどの議員が12年総選挙で落選して1期のみで永田町を去ったが、山尾氏は14年に返り咲き。永江氏は19年参院選で当選し
    た。青木氏も現参院議員。田中氏が現在、金沢市議を務めるなど、地方政治の道に進んだ元議員もいるが、多くは政治活動を行って
    いない。

    下地幹郎氏、現在6期目 
  菅長官とは「しもちゃん」「すがちゃん」の仲 
    政界に幅広い人脈【IR汚職事件】

        1/6(月) 17:31配信   沖縄タイムス

    衆院議員の下地幹郎(しもじ・みきお)氏は1961年、沖縄県宮古島市(旧平良市)出身。58歳。84年中央学院大学卒し、その後
   父が創業した会社に入社、副社長なども務めた。96年の衆院選で自民党公認で立候補し初当選。現在6期目。政界に幅広い人
   脈を持ち、初当選の同期には菅義偉官房長官も。菅氏とは2005年に下地氏が自民党を離れても交流が続いており、「しもちゃん」
   「すがちゃん」と呼び合う仲。自民党との選挙協力を沖縄でも推進している。
    下地氏は、超党派の国際観光産業振興議員連盟(IR議連)に所属していた。議連はIR整備に向け定期的に会合を開き、誘致に
   前向きな自治体と協力しながら機運醸成に力を入れてきた。18年2月のIR議連の名簿によると、中国企業側が現金を渡したと供述
   した下地氏は副会長だった。
    下地氏は初当選後、小渕内閣で沖縄開発政務次官、小泉内閣で経済産業大臣政務官、自民党離党後、野田内閣で郵政民営化
   担当相を歴任した。
    米軍普天間飛行場の移設問題で、自民党が進める名護市辺野古への移設に反対して、嘉手納基地への統合を打ち出すなどし、
   2005年に自民党を離党。同年の選挙は無所属で出馬し、国政復帰を果たした。09年は国民新党から出馬して当選した。
    14年に沖縄県知事選に挑戦したが、大差で敗北。直後の衆院選では維新の会公認で出馬し、比例九州ブロックで復活当選。
   17年の衆院選でも比例で復活し、現在6期目で維新の会の沖縄県総支部の代表を務める。

 


対談したICAN川崎氏と吉永小百合(水本俊也氏撮影、主催者提供)
   水木しげる氏からの草葉の陰のメッセージ(C)日刊ゲンダイ